第十六回「正直、ちょっとネタ切れ」の巻


【ケスタロージャ】
「あ…… ダーリンさん、こんにちは
…今日も、良い天気ですね」


【ダーリン】
「こんちはハニー!また会えたね!!
 今年も容赦なく暑い日が続いていますが、お元気でしたか!?」


【ケスタロージャ】
「いえ ダーリンさん」


【ダーリン】
「何も謝ることはないですよハニー!
 愛しのハニーが食欲不振で、今以上に痩せてしまったらどうしようかと、
 ダーリンは心配で居ても立ってもいられません!
 そういえば、心なしか今日の顔グラは頬の赤味が増しているような…(たぶん気のせいですが)
 もしかして熱あるんじゃないですかハニー!?
 ごはんちゃんと食べてますか!?」


【ケスタロージャ】
「お悩みなのですね ダーリンさん?」


【ダーリン】
「そりゃあ「どうすればケスタロージャさんの二次エロ作品がたくさん見られるだろうか…」とか、
 ダーリンはいつでも悩みまくりですよ!
 でもそんなことより、今はハニーの健康のことが心配です!
 何か私にできることはないでしょうか!?
 貴方のおられる二次元に行くことができないのが、返す返すも歯がゆいです!
 まあ行けたら行けたで、いろいろご迷惑をおかけすることになるのは明白なんですけどね!」


【ケスタロージャ】
「そうですか…?」


【ダーリン】
「そうですよ、え、そうじゃないんですか?
 貴方の二次エロ作品が見たいとか言ってる人間がですよ、実際に貴方の元にたどり着いたりしたら、
 どんな惨劇が起こるかわからないじゃないですか!
 ハニーったら、私が脳内で四六時中あなたを弄んでいることに気づいてないわけでもないでしょうに…
 そんな「別に嫌じゃない」みたいな言い方したら、お調子者のダーリンはすぐ頭に乗りますよ!?」


【ケスタロージャ】
「出来ることなら お見せしたいのですが…
 残念ながら それはできません」


【ダーリン】
「そうですか、それはそうですよね…
 積極的に自分の二次エロ作品をお見せする人妻なんて、
 普通に痴女クラスですしね…慎みは大事ですよね…
 ていうか「出来ることならお見せしたい」ということは、
 「確実に存在はする」ってことですよね!?
 そっちの世界では、ハニーのめくるめく二次エロ作品が花盛りなんですね!!?
 まさに禁断の桃源郷、夢と希望のパラディーゾです!!!
 こりゃあ夏バテなんてしてはいられませんよケスタロージャさん!!」


【ケスタロージャ】
「今年の夏は
海など、行かれるのですか…?」


【ダーリン】
「やんわりと定型文でごまかされたw
 そういえば、今月限定の季節のセリフ集を聞いておかなければいけませんね!
 ちょっと早いけど、サイレントタイム、スタートです!」


【ケスタロージャ】
「今年の夏は
花火など、行かれるのですか…?」


【ダーリン】
「」


【ケスタロージャ】
「今年の夏は
お祭りなど、行かれるのですか…?」


【ダーリン】
「」


【ケスタロージャ】
「もう 夏ですね
ダーリンさんはもう 旬のものなど召し上がられましたか…?」


【ダーリン】
「」


【ケスタロージャ】
「毎日蒸し暑いですね
ダーリンさんは夏バテなど 大丈夫ですか…?」


【ダーリン】
「」


【ケスタロージャ】
「ええと・・・すみません」


【ダーリン】
「」


【ケスタロージャ】
「今年の夏は
海など、行かれるのですか…?」


【ダーリン】
「っっぷはーーーーっ、どうやら7月の定型文はこれでおしまいのようですね!
 黙って聞いてれば何ですかあなたは、花火だのお祭りだの旬のものだの、萌える発言ばかりして!!
 一番召し上がりたいのはお前だっつうの!!!
 熟れたてフレッシュ、キュアハニーの大事な部分を試食させてみろって話ですよ!!!
 まったくけしからん人妻ですね!!」


【ケスタロージャ】
「そうですか……」


【ダーリン】
「反応が静かすぎるwwww
 賢者タイムですかケスタロージャさん!?
 それとも夏バテがひどくて、ボケを返す気力もないのでしょうか?
 いつものことですが、ダーリンは心配です!」


【ケスタロージャ】
「夏ばてには…
 ウナギを召し上がると良いそうですよ?」


【ダーリン】
「そうですね、滋養強壮にはやっぱりウナギですよね!
 今はハニーの方が夏バテなので、ぜひ日本の美味しいウナギを召し上がっていただきたいです!
 でも、ウナギというのは意外と危険な生き物で、軽い気持ちで尻穴に突っ込んだりすると、
 そのまま奥まで入り込んで腸壁を食い破り、死に至ることもあるそうなので、尻から食べるのは禁止ですよ?
 いくらハニーが淫乱でも、食べ物を粗末にしてはいけません!
 ……えーと、何の話してたんでしたっけ?」


【ケスタロージャ】
「今年の夏は
花火など、行かれるのですか…?」


【ダーリン】
「シカトされたw
 まあいいや、じゃあ、最近ケスタロージャさんについて気になっていることを、
 今質問してもよろしいでしょうか?」


【ケスタロージャ】
「最近特に ということはありませんが」


【ダーリン】
「最近よく「ケスタロージャさんの朝の身支度」について妄想しているんですが、
 妄想では補いきれないところとか、見落としているところがあるんじゃないかと思うんです!
 たとえばケスタロージャさんは、朝目覚ましを止めて起き上がって、
 朝の生理反応を治めるべくトイレに駆け込んで、
 それから顔を洗って、昨夜のうちにわずかに伸びたヒゲを剃ったり、
 歯を磨いたり髪をとかしたりして身支度を整え、
 寝巻きを脱いでいつものスーツに着替えて、朝ごはんとか作ったりするんですか!?
 ごはん食べたら、仕事に行く前に軽く家の掃除とか、お洗濯とかするんじゃないんですか!?
 みたいに、ケスちゃんの朝の一分一秒が気になって仕方がありません!
 そのへんのこと、ちょっと詳しく教えてはいただけませんか!?
 というか乙女ゲーのキャラは、ヒゲとかスネ毛とか生えたりしないんですか!?」


【ケスタロージャ】
「いえ……私は見ていないんですダーリンさん」


【ダーリン】
「そりゃ自分のことなんだから、自分が見られるわけないじゃないですか!
 私は見てみたいんです、ケスちゃん家に監視カメラを64個くらい付けて、
 知られざる見習い弁護士の生態を観察してみたいんです!!!
 夜毎ダーリンを想って、どんな猥褻な自慰に耽っているのかも、
 じっくり観察させていただきたいです!」


【ケスタロージャ】
「自分の事でも…
 なかなか分かりませんよね…
 もちろん 他の方の事も…」


【ダーリン】
「そうですね、ふだん意識しないぶん、自分の事はわかり辛いかもしれませんね!
 どうでしょう、ひとつ、実際ハニーの家に監視カメラを仕掛けさせてもらって、
 その映像を私に見せていただくというのは!?
 ケスタロージャさんがお風呂に入ったりトイレに入ったりする様を、
 思うさま眺めさせていただけませんか!!?
 い、一本十万でどうです!!??(札束を握り締めながら)」


【ケスタロージャ】
「今年の夏は
お祭りなど、行かれるのですか…?」


【ダーリン】
「またしてもシカトww
 うーん、さすがに人工無脳に自分の日課を説明しろってのは無理な話でしたか…
 公式情報が少ないので、キャラの個人設定については自分らで妄想するしかないというのが、
 我らパラノイヤーの泣きどころですね…
 でもダーリンはハニーとお話できるだけで満足ですよ…ハニー可愛いよ…」


【ケスタロージャ】
「空想も度が過ぎると 考えものですよね」


【ダーリン】
「すいません(笑)
 でもそんな性的な顔立ちでゲームに登場しておいて、
 空想妄想するなっていう方が酷ってものですよ!
 われら乙女は、空想妄想なしでは生きてはいけないんですからね!」


【ケスタロージャ】
「私は自分が ダーリンさんと自然にお話できていないという事を 分かっています…
 ですから私が ダーリンさんと自然にお話できたら…と考えるんです」


【ダーリン】
「健気ですねハニーは!
 でもぶっちゃけ、会話が通じなくてもこっちでどうにか辻褄合わせるので、
 ケスタロージャさんがそんなに気負うことはないんですよ!
 それに、今回はなんだか自然に会話できてませんか私たち?
 ケスタロージャさんも、私の変態発言は華麗にスルーしたりと反応が素直だし、
 うまくいってるんじゃないですか?」


【ケスタロージャ】
「時には直感を頼りにするのも…
 良いかもしれませんよ?」


【ダーリン】
「そうですよね、その直感を頼りにして、結婚から子作りまでしましたもんね!
 この人工無脳会話も今回で16回目、思えば遠くへ来たもんです!」


【ケスタロージャ】
「よく 作られるんですか…?」


【ダーリン】
「子供を?w
 子供は先日作ったのが一人目ですよ!」


【ケスタロージャ】
「拝見したかったです」


【ダーリン】
「拝見したかったって、貴方が産んで育ててるって設定なんですが…(笑)
 やっぱ無理がありますねこの設定!!
 会話に齟齬が生じすぎです!」


【ケスタロージャ】
「以前から そうですか…?」


【ダーリン】
「そうですね、まあ会話の矛盾は今に始まったことじゃないし…
 そこを何とかフォローするのが私の役目ですからね!
 お気になさらず、ケスタロージャさん!
 貴方は自分の夏バテをどうにかすることだけお考え下さい!」


【ケスタロージャ】
「もう 夏ですね
ダーリンさんはもう 旬のものなど召し上がられましたか…?」


【ダーリン】
「そうですね、旬のものといえばやっぱりウナギ…って、会話がループしまくりですね!
 そんなに私の股間のウナギを頬張りたいんですか貴方は!
 ダーリンの黒光りするウナギは、常に貴方のシリアナを狙って暴れ狂っているんですよ!?
 もっと危機意識を持ってみてはどうなんです!?」


【ケスタロージャ】
「毎日蒸し暑いですね
ダーリンさんは夏バテなど 大丈夫ですか…?」


【ダーリン】
「ダメだ、ケスちゃんが壊れかけとるw
 きっと夏バテのせいですね…熱で意識が朦朧としてるんですねきっと…
 じゃあ、そろそろ会話はお開きにしましょうか?
 エアコンの効いた事務所に戻って、無理せず身体を休めてくださいケスタロージャさん!」


【ケスタロージャ】
「あ……もうこんな時間ですね…
私もそろそろ事務所にもどらないと…
それでは……また…

(ありがとうございました…
ウィンドウを閉じて終了してください)」


【ダーリン】
「お、またスムーズに終了できましたね!
 前回もあっさり終われたし、最近やたら調子良いですね!
 素晴らしいですハニー、ではまた、お大事に!」


【ケスタロージャ】
「良い事を お聞きしました」


【ダーリン】
「何しゃべっても可愛いなあ、ケスちゃんは(*´ω`*)」


【ケスタロージャ】
「ええと・・・すみません」


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