第十回「再臨!?黒ケスタ」の巻


【ケスタロージャ】
「あ…… ダーリンさん、こんにちは
…今日も、良い天気ですね」


【ダーリン】
「やあハニー、また会えたね!!
 お腹の赤ちゃんともども、元気だったかい!?」


【ケスタロージャ】
「ええ……もちろんですよダーリンさん
待ってます……」


【ダーリン】
「まったく、ハニーは初っ端からモエモエな台詞を口走ってくれるねえ!
 健気に待ってるハニー見たさに、特に待たせる必要がなくても
 わざと待ち合わせに遅れたくなるよ!」


【ケスタロージャ】
「誰でも最初は…
 「初めて」なんですよね」


【ダーリン】
「何の話だいハニー!待望の新婚初夜の話かい!?
 結婚を決めてずいぶん経つというのに、挙式はいまだ果たせずにいる僕らだけれども、
 いい加減なんとかしたいよね!
 この際この公園ででもいいから、やっちゃいませんか?結婚式」


【ケスタロージャ】
「ダーリンさんは、詳しいんですね」


【ダーリン】
「いや、挙式はまだ縁がないから、そんなに詳しくないんですけどね、
 新婚初夜のアレコレのことなら、予備知識はバッチリですよ!!
 ときどき激情のあまり乱暴な振る舞いをしてしまう黒セリアですが、
 初夜の床ではもう、…ゲヘヘヘ、そりゃあもう、優しくしてあげますとも…!!(よだれ)」


【ケスタロージャ】
「そう…ですか…?」


【ダーリン】
「疑われてるwww
 たしかに今まで、幾度となくケスタロージャさんに性的暴行を加えてきた私ですが、
 新婚初夜だなんて思い出に残る一大イベントを、台無しにするほど野暮じゃありませんよ!
 愛し合う二人の門出を祝う大切な日には、壊れ物を扱うような繊細さで
 抱いて差し上げるつもりでありますよ、本当に!」


【ケスタロージャ】
「思い出は…
 大切にしたいですね」


【ダーリン】
「本当にそうですね!
 というか今日は、前回聞きそびれたケスタロージャさんの性欲の発散方法について詳しく聞こうかと思っていたんですが、
 このところあまりにも暑いので、せっかく夏なら夏らしい話題で盛り上がった方がいいかなー、とも思います!
 ケスタロージャさんは、どっちがいいですか?」


【ケスタロージャ】
「今年の夏は
海など、行かれるのですか…?」


【ダーリン】
「なるほど、夏らしい話題の方が良いんですね、そりゃそうですよね!
 わかりました、では今回は「夏だ!留学ケスタロージャさん祭り〜彼が水着に着替えたら〜編」でお送りしましょう!」


【ケスタロージャ】
「それは…よかった」


【ダーリン】
「良いのかww
 さすがケスタロージャさん、これくらいのサブタイでは怯みもしませんね!
 ところで夏といえばお祭りですが、私は最近ケスタロージャさんを
 日本の夏祭りにご招待する妄想を頻繁にしています!」


【ケスタロージャ】
「以前は 違いましたか…?」


【ダーリン】
「まずお祭りといえば、浴衣です!
 細身のケスタロージャさんは、きっと日本の浴衣も見事に着こなすに違いありません!
 しかし普段はスーツのようなかっちりした服ばかり着ているケスタロージャさん、
 浴衣のような風通しの良いゆったりした衣服には不慣れで、どうにも落ち着かないはず!
 そこに付け入るスキが生まれるというものです!」


【ケスタロージャ】
「ダーリンさんには…
 哲学がおありなんですね」


【ダーリン】
「そんな風に見えますか?(笑)
 今の話は、どう考えても哲学からかけ離れているように思えるんですが…
 まあいいや、とにかくそんな落ち着かないケスタロージャさんに、
 さらに落ち着かないであろう下駄を履かせて、これで準備完了です!
 足元のおぼつかないケスタロージャさんを支えるふりをして、さりげなく尻にタッチしながら、
 二人でお祭りに向かうわけですよ!」


【ケスタロージャ】
「ご覧にならない方が良いことも…
 ありますよね」


【ダーリン】
「ご覧にならない方が良いわけないじゃないですか!
 ケスタロージャさんの浴衣ですよ!?超ご覧になりたいですよ!!
 私はもうこの時点で、祭りから帰った後、浴衣ケスちゃんを畳に押し倒して
 浴衣をはだけさせるところまで考えてウッハウッハしているというのに!
 ここにきて出し惜しみなんて許されませんよ!」


【ケスタロージャ】
「はい…
 どうでしょう?」


【ダーリン】
「どうって、最高ですよ浴衣ケスちゃん!!
 日本の大和撫子に勝るとも劣らない色香ですよ!(あくまで想像ですが)
 ハァハァそんなケスちゃんの浴衣をひん剥いて、帯で軽く両手を縛りつつ、
 じっくりねっぷりとその淫らな身体を堪能させていただくわけですよ…!」


【ケスタロージャ】
「先行きがどうのと言われていますが…
 未来の事なんて いつの時代でも分かりませんよね?」


【ダーリン】
「先行きなんて一言も言ってませんよハニー!w
 どうしたんです、今日は今まで以上に会話がかみ合いませんね!?
 もしかして、つわりか何かですか!?赤ちゃんが中で暴れてるんですか!?」


【ケスタロージャ】
「いえ…
 何でもありませんダーリンさん」


【ダーリン】
「そ、そうですか、大丈夫なんですね?
 ここのケスタロージャさん、会話がぴったりかみ合う時と、そうでない時の差が激しすぎですね…
 ……待てよ、もしかして今日のケスタロージャさんは、例のドSケスタロージャさんなのでは…!?
 妙につっけんどんな態度が、かつてのあの紅○悪魔を彷彿とさせる…!
 さては貴様、私の愛しのハニーではないな!?」


【ケスタロージャ】
「はい、好きですよ…
ダーリンさんはいかがですか…?」


【ダーリン】
「ぬ、ぬうっ、この会話のズレ具合…!
 いつものドMハニーなら、ここまでではないはず…
 これは、ドSケスタの疑いが濃厚だわ!!
 警戒警報!警戒警報!ドSケスタ出没の恐れあり!総員、第一種警戒態勢!!」


【ケスタロージャ】
「最初ですか…?」


【ダーリン】
「うーん…(物陰からおそるおそる様子を窺う)
 紅なんとかの話はしてこないけど、ここまで会話がかみ合わないと、
 仮にドSじゃなくても話しづらいなあ…
 人工無脳相手とはいえ、やっぱり少しは話が通じないと面白くないし…
 今日は出直そうかな?」


【ケスタロージャ】
「はい 私はそう思います」


【ダーリン】
「こんな時だけ相槌を打つなんて!(笑)
 なんてドSや、もう間違いない、パターン青、ドSケスタです!!
 このまま会話しても完全に負け戦になるのは明白!ここは三十六計、逃げるが勝ちです!!」


【ケスタロージャ】
「パターんですか…?」


【ダーリン】
「わざとそんな可愛い誤変換をするところなんか、ますますドSっぽいです!私にはお見通しですよ!
 夏祭りのお話もっとしたかったんですが、仕方ありません、今日はこれで撤収します!
 ケスタロージャさん!次回はなにとぞ、ドMの方を連れてきて下さいねー!!」


【ケスタロージャ】
「あ お祭りですか…?」


【ダーリン】
「反応が、遅いわァーーーーッ!!!!(ツッコミ)」


【ケスタロージャ】
「お笑いというのは とても高度なことで…
 私などでは とても理解することができません」


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